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The Noble Qur'an Encyclopedia

Towards providing reliable exegeses and translations of the meanings of the Noble Qur'an in the world languages

The Star [An-Najm] - Japanese translation - Saeed Sato

Surah The Star [An-Najm] Ayah 62 Location Maccah Number 53

星[1]にかけて(誓う)。それが、落ち(て消え)た時。[2]

あなた方の同胞(ムハンマド*)は(導きから)迷ったのでもなく、(信念を)誤ったのでもない。

また、彼は私欲で語っているのでもない。

それ[1]は、下される啓示以外の何ものでもないのだ。

強力な者(ジブリール*)が、彼(ムハンマド*)にそれを教えた。

力を備えた者が。そして彼(ジブリール*)は真っ直ぐに立った、

空の向こうの最も高いところに[1]。

それから(使徒*に)近づき、降りてきた。

それで彼は(使徒*から)弓矢二本分か、それ以下(の近さ)であった。

そしてかれ(アッラー*)は、かれが(ジブリール*に)啓示したことを、その僕に啓示した[1]。

(使徒*の)その心は、彼が目の当たりにしたことについて、嘘をついたのではない。

一体あなた方は、彼が見たことについて議論するというのか?

彼(使徒*)は確かに、彼(ジブリール*)をもう一度、目にした。[1]

最果てのスィドラ[1]のもとで。

そこには、(敬虔な*者たちの)住処としての楽園がある。

覆うものが、スィドラを覆っている時(、使徒*は見たのだ)。[1]

(使徒*の)その目は、(彼が見ることを命じられたものから、)逸れることも、超えることもなかった。

彼は確かに、彼の主*の最も偉大な御徴の一部[1]を、目にしたのである。

(シルク*の徒よ、)言ってみよ、アッ=ラートとアル=ウッザー[1]について、

また、別の三番目、マナートについて(、それらが害する力や益する力を有しているのかを)。

一体、あなた方には息子があり、かれ(アッラー*)には娘があるというのか?[1]

だとしたら、それは不当な配分である。

それらは、あなた方と、あなた方の先祖が名付けた名前[1]に過ぎない。アッラー*はそれら(の崇拝*)に、いかなる(正当な)根拠も下されなかったのだ。彼らは憶測と、自分たちが欲するものに従っている外ならない。彼らのもとには、彼らの主*からの導きが、確かに到来したのである。

いや、一体、人間には(それらの偶像から、)望み通りのもの[1]があるというのか?

アッラー*にこそ、最後のもの(来世)と最初のもの(現世)が属するというのに。

一体、諸天にいるどれだけ多くの天使*の執り成しが、少しも役に立たないことであろうか。アッラー*が、かれがお望みにある者に(執り成しの)許可を授けられ、(執り成しを受ける者に対し、)ご満足する後でなければ。[1]

彼らには、それについてわずかばかりの知識もないというのに。彼らは憶測に従っているに外ならない。実に、憶測は真理[1]に対して何の役にも立たないのだが。

ならば(使徒*よ)、われら*の教訓(クルアーン*)から背を向け、現世しか欲することがなかった者から、背き去れ[1]。

それが、彼らの知識の限界[1]。本当にあなたの主*こそは、かれの道から迷う者を最もよくご存知のお方であり、かれこそは導かれた者を最もよくご存知なのだから。

アッラー*にこそ、諸天にあるものと大地にあるものは属する。かくして、かれは悪い行いだった者たちを彼らが行ったものによって報われ、善を尽くした者[1]たちを最善のもの(天国)で報われる。

些細なもの[1]は別として、罪の内の大きなもの(大罪*)と醜行[2]を避ける者たちを(、最善のもので報われる)。実にあなたの主*は、赦しの念の深いお方なのだから。かれは、あなた方(の父アーダム*)を大地からお創りになった時、そしてあなた方が自分たちの母親のお腹で胎児だった時(から)、あなた方について最もよくご存知なのだぞ。ならば、自分自身を(罪から)潔白であると主張してはならない。かれは敬虔*である者を、最もよくご存知なのだ。

(使徒*よ、)言ってみよ、(アッラー*への服従に)背き、[1]

(自分の財産から)少しだけ与え、(吝嗇さゆえに、施しを)打ち切った者(について)。

一体、彼のもとには不可視の世界*の知識があり、彼は(それを)目にしているというのか?[1]

いや、彼はムーサー*の書巻にあることを、知らされなかったのか?

そして、(アッラー*の命令を)全うした、イブラーヒーム*の(書巻にあること)を?

(罪の)重荷を背負う者は、他者(が犯した罪)の重荷まで背負うことがない、ということを(、知らされなかったのか)?

また人間には、自分が努力したもの(の報い)しかない、ということを?[1]

また、その努力はやがて(来世で)目に見えるものとなり、

それから全き応報で、それを報われるのだということを?

また(復活の日*、全創造物の)行き着く先は、(使徒*よ、)あなたの主*にこそあるということを?

また、本当にかれこそが笑わせ、泣かせるのだということを?

また、本当にかれこそが死なせ、生かすのだということを?

また、かれが雌雄の番いを創造されたのだということを?

一滴の精液から、それが(子宮へ)注がれる時に。

また、かれにこそ(復活の日*)、もう一つの創造[1]が委ねられているということを?

また、かれこそが(お望みの者を)富ませ、所有させ(、満足させ)られるのだということを?

また、かれこそはシリウス[1]の主*だということを?

また、かれこそが最初の[1]アード*を滅ぼされ、

サムード*も(滅ぼし)、(一人たりとも)残してはおかず、

(彼ら)以前には、ヌーフ*の民も(滅ぼされた)、ということを?本当に彼らこそは、(それ以後の者たち)より不正*がひどく、より放埓だったのだ。

また、転覆した町々。(アッラー*はそれらをひっくり返し、)墜落させられ、[1]

そして覆うものが、それらを覆った[1]。

ならば一体、(不信仰な人間よ、)あなたは自分の主*のいずれの恩徳[1]について、懐疑しているのか?

これ[1]は、先代の警告者たちの内の警告者なのである。

近づくもの(復活の日*)は、近づいた。

アッラー*をよそに、それ(の到来の時)を明かすもの[1]はない。

(シルク*の徒よ、)一体あなた方は、この話に驚いているのか?

そして(嘲笑して)笑うだけで、(警告を怖れて)泣きはしないのか?

得意然となっ(て、そこから背いた)たままで?

ならばアッラー*にサジダ*し、(かれを)崇拝*するのだ。(読誦のサジダ*)