The Noble Qur'an Encyclopedia
Towards providing reliable exegeses and translations of the meanings of the Noble Qur'an in the world languagesThe rising of the dead [Al-Qiyama] - Japanese translation - Saeed Sato
Surah The rising of the dead [Al-Qiyama] Ayah 40 Location Maccah Number 75
われはまさに、復活の日*にかけて誓う。[1]
また、責め苛む魂[1]にかけて誓う(、人々は蘇らされるのである、と)。
(不信仰な)人間は、われら*が彼の骨を(それが散り散りになった後に、)集めることが(出来)ない、とでも思っているのか?
いや、われら*はその指先まで、きっちり整え(て組み立て、生前と同じ状態に復活させ)ることが出来る。
いや、(不信仰な)人間は、自らの前途において[1]放逸であることを欲し(、復活を否定し)ている。
「復活の日*は、一体いつなのか?」と尋ねながら。
(人々の)眼が(、復活の日*の恐怖によって)動転し、
月(の明かり)が消え、
太陽と月が(共に暗くなって、)一緒くたにされる時、[1]
人間はその日、言う。「(懲罰からの)逃げ場所はどこだ?」
断じて(、そうはいか)ない。避難場所など、ないのだ。
その日はあなたの主*にこそ、定住先があるのだから。
人間はその日、自分が(生きている時に)早めたものと、遅らせたもの[1]について(全て)告げ聞かせられる。
いや、人間は自分自身(が行ったこと)に対する、証人である。
たとえ、自分の(罪の)言い訳を申し立てても。
——(預言者*よ、啓示が下った時には、)それ(クルアーン*の暗記)に急ぐがゆえに、(啓示が下りきる前に)あなたの舌を動かすのではない。[1]
本当にそれを(あなたの胸に)結集させることと、それを(あなたが望む時にいつでも)読むこと(を可能にさせるの)は、われら*の任務なのだから。
それで、われら*がそれを(ジブリール*を介し、あなたに)読んだ時には、その読みに(まずはよく耳を傾け、それからその読誦に)続くのだ。
それから、実にわれら*にこそ、その(意味や法規定についての)説明義務があるのだ——。
(シルク*の徒よ、)断じて(、復活と報いは嘘などでは)ない。いや、あなた方は手っ取り早いもの(現世)を愛し、
来世(のための行い)を放ったらかしにしている。[1]
(復活の)その日、(信仰者たちの)ほころびる顔は、
まさにその主*を眺める。[1]
またその日、(不信仰者*たちの)しかめっ顔は、
脊椎を破壊するほどの災禍が、自分たちに及ぼされることを確信する。
断じて(、復活と報いなどでは)ない!(死期が到来して、)それ(魂)が鎖骨まで達し、[1]
(彼らの間で)「(この状態を)治してくれる者は、誰か?」と言われ、
それがまさに(現世との)別離だと確信し、
脛と脛が絡み合った時。[1]
(復活の日*、)あなたの主*にこそ、連れられて行く先があるのである。
彼(不信仰者*)は、(使徒*もクルアーン*も)信じなければ、礼拝もしなかった。
それどころか(クルアーン*を)噓呼ばわりし、(信仰から)背いた。
それから自分の家族のもとへ、闊歩しつつ[1]向かったのだ。
あなたに、もっと(破滅が)近づくよう、もっと(破滅が)近づくよう。
更に、あなたにもっと(破滅が)近づくよう、もっと(破滅が)近づくよう。[1]
一体、(復活を否定する)人間は、(命令も禁止もされず、報いも懲罰もなく、)放ったらかしにされるとでも思っているのか?
彼は、(子宮へ)注がれる精液の一滴ではなかったのか?
それから一塊の凝血となり、そしてかれがお創りになって、(その姿形を最も美しく)整えられ、
そこから二種類、つまり男性と女性をお創りになったのでは?
一体(それらの創造主である)そのお方(アッラー*)は、死者に(再び)生をお与えになることが出来るお方なのではないか?