The Noble Qur'an Encyclopedia

（その闇によって、大地を）覆う夜にかけて、[1]

また、（その光で闇から）露わになった昼にかけて、

また、男性と女性を創ったもの[1]にかけて（誓う）。

本当にあなた方の行いは、実に多様[1]である。

（自分の財産を）与え[1]、（アッラー*を）畏れ*、

最善のもの[1]を信じる者はといえば、

われら*が彼を、（善、正しさ、あらゆる物事における）容易さへと導いてやろう。[1]

そして、（財産を）出し惜しみし、（主*の褒美なしでも）十分だと主張し、

最善のもの[1]を噓呼ばわりした者はといえば、

われら*が彼を、困難へと導てやろう。[1]

そして、彼の財産は彼に役立たない、彼が（業火へと）転落してしまった[1]時には。

本当にわれら*にこそ、導き（の解明）が属するのであり、

本当にわれら*こそ、来世と最初のもの（現世）が属するのだ。

ならば（人々よ）、われら*はあなた方に、燃え盛る（地獄の）業火を警告した。

そこに入って炙られるのは、最も不幸な者だけ。

（預言者*ムハンマド*を）噓つき呼ばわりし、（信仰に）背を向けた者。

そして、敬虔な*者[1]は、そこから免れることになろう。

自らを努めて清め[1]つつ、自分の財産を与える者は。

彼には、誰かに対して返すべき恩があ（って、それゆえに財産を与え）るわけではない。

しかし、至高なる*自分の主*の御顔を求めるがゆえなのであり、

彼は必ずや、（天国で彼が授かるものに）満足することになろう。